那覇市近くで債務整理が得意な弁護士

沖縄県司法書士会では、県下の自己破産申立者の実態調査を行い始めてから、今年で17年になります。この実態調査の結果を分析し、県下における破産者の実態を少しでも明らかにして、その実情をお知らせし、多重債務問題解決の手掛かりとすべく今年度も調査を行いました。

県下の破産、特定調停、個人再生

① 平成16年までの自己破産申立件数(会社関係を除く)は、3年連続で2000件を超えていました。平成17年以降は、年々減少していき、平成22年は968件でした。また、本年(平成23年)の前半期は458件であり、平成22年前半期の464件より若干減少しています。

② 平成22年の特定調停申立件数は、351件であり、平成21年の866件の半分以下になっています。

③ 個人民事再生申立件数も、平成17年の228件をピークに減少しており、平成22年は97件でした。
https://www.okinawa-shiho-shoshi.net/wp-content/uploads/personalbankruptcy_h23_01.pdf

債務整理とは?

債務整理にはいくつかの方法があり、各方法にはそれぞれの特徴や手続きが伴います。以下は主な債務整理の方法です。

  1. 任意整理: 債権者と直接交渉して、返済額や返済期間を見直す方法です。裁判所を通さずに行うため、手続きが比較的簡単であり、債務者の信用情報に与える影響が少ないことが特徴です。
  2. 特定調停: 裁判所を通じて調停委員が間に入って、債権者との間で返済条件の調整を行う方法です。任意整理と異なり、裁判所が関与するため、より正式な手続きとなります。
  3. 個人再生: 裁判所を通じて債務の一部を免除してもらい、残りの債務を3年から5年かけて返済する方法です。自己破産を避けることができ、自宅などの財産を保持できる場合があります。
  4. 自己破産: 裁判所に申し立てを行い、全ての債務を免除してもらう方法です。全ての財産を処分し、債務を清算するため、最も厳しい手続きですが、全ての借金が免除されるメリットがあります。

これらの方法にはそれぞれメリットとデメリットがあり、個々の状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。専門家に相談して、自分に合った方法を見つけることが勧められます。

債務整理はどんな人におすすめですか?

  1. 返済が困難な人: 借金の返済が難しくなり、支払いが滞る可能性がある場合、債務整理は返済計画を見直し、負担を軽減する手段として有効です。
  2. 複数の借金がある人: 複数の金融機関や貸金業者からの借り入れがあり、返済が複雑になっている場合、一つにまとめることで管理が楽になることがあります。
  3. 毎月の支払いが収入を超えている人: 収入と支出のバランスが取れず、毎月の支払いが収入を超えている場合、債務整理によって返済額を調整し、生活を立て直すことができます。
  4. 金利が高く、元本が減らない人: 高い金利のために返済しても元本がほとんど減らない場合、任意整理などで金利を下げることができれば、負担が軽くなる可能性があります。
  5. 精神的な負担が大きい人: 借金に対するストレスや不安が大きく、日常生活に支障をきたしている場合、債務整理によって精神的な負担を軽減することができます。

ただし、債務整理にはそれぞれデメリットもあるため、全ての人に適しているわけではありません。具体的な状況に応じて、最適な解決策を選ぶために専門家に相談することが重要です。

那覇市近くで債務整理を相談するならどこ?

スマートリーガル法律事務所

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法テラス沖縄(那覇市楚辺1-5-17 プロフェスビル那覇2F)

法テラスでは、経済的にお困りの方を対象に無料法律相談を行っています。相談は、事前の予約が必要です。

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